SIGHT OF HEART
更新日:2000/02/02

●「点字楽譜」は難しくない!

 非常に残念なことなのですが、文章を表現する点字に比べて、点字楽譜は、あまり「普及している」と言い難いのが現状です。
 何故かと言うと、まず第一に、「点字楽譜を読める人が、非常に少ない」ことが理由にあげられます。

 晴眼者のかたに言わせても、「俺だって(五線の)楽譜なんて読めないぞ」とおっしゃるのでしょうが、学校へ行って授業を受けた経験があるかたなら、最低でも、週に1時間か2時間、それを小学校6年プラス中学校3年で、合計9年間、音楽の時間に、楽譜のことを勉強させられましたよね。
 「ドレミファソラシド」ぐらいは、ご存知のハズです。

 比べて言ってはいけないのでしょうが、点字楽譜の場合、それ自体が、あまり学校で指導されていない、というのが現状のようです。
 一部の「音楽専攻」の学科やコースを用意している盲学校で、このコースに在籍している生徒には、さすがに、点字楽譜を使った指導が行なわれているのですが、その数は、全国に70校ほどある盲学校のうち、わずか2校しかないのです。

 ・指導を受けた人が少ない
 ・だから、読める人が少ない
 ・欲しいと言える人が少ない
 ・需要がないから、供給される種類や量も少ない
 ・供給がないから、指導しづらい

 といった構図での「悪循環」がおきているのでしょうか。

 でも、でもですよ! 点字楽譜の場合、6個しかない点字の点の有り無しと、その並びかただけで、音楽が表現できるようになっていますので、ある意味で「とっても、体系だてられたものにできている」、言い換えれば「どんな仕組みになっているかさえ憶えられれば、わりと簡単に読めるようになっている」のです。

 その仕組みを、「さわり」だけですが、ご紹介しますので、是非おつきあいください。

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