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コンピュータミュージックに関係のあるものには、かならずMIDIという文字が出てきます。そもそも、MIDIってなんでしょう?MIDIはカシラ文字をくっつけたもので「ミディ」と読みます。何のカシラ文字かというと、「Musical Instrument Digital Interface」のM、I、D、Iをとったもの。その意味は、ちょっとカタイ言い方をすると、“電子音楽の情報を送る方法を世界的に統一した国際規格”ということになります。 これではまだ、なんのことだかさっぱりわからないので、もう少し説明しましょう。 1つの楽器を1人で演奏するより何人かがいろいろな種類の楽器を持ち寄って合奏したほうが、演奏にも広がりができます。 1人で2つ以上の楽器を同時に演奏できたりすると、これはもっとスゴイ。 というわけで、シンセサイザーなどの電子楽器が世の中にひろまってくると、当然、複数の楽器をつないで鳴らしたいとか、自動演奏はできないか、などという要望が出てきたのでした。 そして、その要望に応えるべく、それぞれの電子楽器メーカーが、音の情報を信号にして楽器から楽器へ送る方法を考え出したのですが、ちょっと困ったことが生じたのです。 メーカーごとにその方式が違うために、別のメーカーのものをつないで使うことができなかったのです。 たとえばメーカーの違うテレビとビデオを接続できないようなもので(そんなこと考えられないでしょ?)、これでは不便でしかたがない。そこで、主な電子楽器メーカーが話し合い、世界中のどの製品でも組み合わせて使えるようにするために、信号の送り方や端子の形などのきまりを世界共通にしようじゃないかということになったのです。 それで1983年にできたのが、先ほどの「Musical Instrument Digital Interface」という国際規格。 つまりMIDIとは、電子楽器と電子楽器をつなぐ世界共通の方式、いわば電子音楽の世界共通語のようなものなのです。 MIDIができたおかげで、MIDI端子のある電子楽器なら2台以上つないで同時に演奏できるようになったし、パソコンにつないでコンピュータミュージックを楽しめるようにもなったのです。 |
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