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歴史をひもとくと・・・ |
シンセサイザーとは、ひとことで言ってしまえば「合成音を作る機械」。電気じかけで音を作り、音程をつけて鳴らせるようにスイッチを付けた機械がシンセサイザーの起こりです。シンセサイザーというものが世の中に知られるようになったのは、二十数年前くらいから。それまでにもあるにはあったのですが、実験的なものにすぎず、庶民には縁のないものでした。 二十数年前にロバート・ムーグ博士という人が、楽器として一般の人でも使えるようなものを発明してから、シンセサイザーが普及するようになったと言われています。 これは、電圧で制御する方式のもので、ツマミを操作して電圧を変えたり抵抗を増やしたりして音を作っていました。そのため、音色をメモリとして持つなんていう、いまではごく当り前のこともできませんでした。 こういう初期のシンセサイザーは「アナログ・シンセサイザー」と呼ばれています。 その後、マイコン・チップというものが発達して、音を作るデータを数値、つまりデジタル・データとしてシンセサイザーに入力すると、シンセサイザーの中で計算処理をして音を鳴らせるものが出現してきました。 これが現在よく使われている「デジタル・シンセサイザー」といわれるものです。 アナログ・シンセサイザーと比べてサイズも小さく、音もシャープで、チューニングなどの性能も良くなりましたが、とはいえ、デジタル・シンセサイザーにもアナログ・シンセサイザーのすぐれた部分が引き継がれているし、デジタル・シンセサイザーが主流となったいまでも、その独特の音色のゆえに、「これがいいのダ」とアナログ・シンセサイザーを愛してやまないマニアもいます。 こうしてシンセサイザーの進歩とともに電子音楽がますます盛んになり、やがてMIDI規格が統一され、いまやシンセサイザーに限らず、いろんな機械にMIDI端子が付くようになり、コンピュータで音楽を楽しむ環境が大きく広がっているのです。 |
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