A,Bポート出力対応のスタンダードMIDIファイルを開くと、
全てAポート出力になっている。


スタンダードMIDIファイル(SMF)では、「出力先ポート指定」の情報をどう記述し、また読み込み/演奏時にどう解釈するかが、いくつか方法は存在するのですが、仕様として明確に定義されておりません。

フリーソフト等では「メタイベントとして入力されているポート情報を参照して出力する」や、「フォーマット1形式のSMFの17トラック目以降をBポートに出力する」などの形で対応しているようですが、これらも、先に申しましたような理由から、「暫定的な対応」です。

「レコンポーザ for Windows95リリース3」以降の製品では、一番ポピュラーな方法と思われる「メタイベントとして、出力ポートを埋め込んだMIDIファイルを出力する」(マルチポートSMF保存)という形で、ひとまず対応をいたしております。
しかしながら、これも「明確に定義されたSMFの仕様ではない」ということを、ご承知置きください。

また、読み込みに関しましては、メタイベントとしてポート情報が指定されているフォーマット1形式のSMFには対応しておりますが、上記条件を満たしていないSMFの場合は、旧バージョン同様、全トラックAポート出力の指定となって読み込まれます。

レコンポーザに複数ポート出力用のSMFを読み込んだ結果、すべてAポート出力になった場合は、ご面倒ですがデータ内のメモやドキュメント等を参照のうえ、ポート指定を行い、改めてレコンポーザ形式ファイル、またはマルチポート対応SMFとして保存を行ってください。

(なお、トラックセッティング画面の「CH」の項目上で「=」キーを押していただくと、MIDIチャンネルナンバーはそのままの値で、出力ポートのみを変更することができます)