| 音楽制作を進める中で、制作途中や完成した音楽を聴く目的は、「音楽鑑賞の場合」とは違います。 音楽作品を創り上げるには、こつこつと入力や編集の操作を積み重ねながら、何度も「出音を確認」することになります。
「入力する」、「聴いてみる」と「編集する」を、「これでよし」となるまで繰り返して、また「入力する」、「聴いてみる」と「編集する」を繰り返す…、との操作を行なって、制作されますよね。
これらの操作中には、「音に間違いがないか」「表現したいと思うとおりに制作できているかどうか」を確認するために、何度も演奏を聴いてみます。これが「モニター」です。
では、モニターに使用する再生用オーディオ機器には、どのような性能が必要なのでしょうか。
「音楽鑑賞用」なら、「よい音が気持ち良く」聴ければよいのですが、モニターの場合には、「音楽の悪い部分が、よく聴き取れるための性能」が要求されます。 |
端的な例として、モニター機器の周波数特性が悪い(高い音や低い音を再生できない)場合、混入した「ノイズ」が聞こえません。
これに気づかないまま、MDやCD-R等に録音してしまったら…。 自分では、「とてもよい作品ができた」つもりで人に聴かせると、音楽そのものの出来を評価される以前に「音が悪い」と、聴いてさえもらえないかもしれません。
その他にも、「リバーブなどのエフェクトをかけすぎて、サウンドを濁らせる」、「小さな音量で鳴らしているパートの音の間違いに気づかない」など、有りがちな「失敗」です。
これらは、「ちゃんとしたモニター機器でチェックしていれば、避けられるトラブル」なのです!
良い音色やエフェクトを内蔵した音源、音質劣化の少ないデジタル機器等を使うほど、「サウンドのクオリティ」が大切になるはずですが、今ご使用のモニター機器で、これが充分にチェックできていますでしょうか? |