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連続ご提案シリーズ4 テーマは「音響」(2001/03改訂)

● 1.モニター環境は、音楽鑑賞用とは違う! ●

 音楽制作を進める中で、制作途中や完成した音楽を聴く目的は、「音楽鑑賞の場合」とは違います。

 音楽作品を創り上げるには、こつこつと入力や編集の操作を積み重ねながら、何度も「出音を確認」することになります。
 「入力する」、「聴いてみる」と「編集する」を、「これでよし」となるまで繰り返して、また「入力する」、「聴いてみる」と「編集する」を繰り返す…、との操作を行なって、制作されますよね。

 これらの操作中には、「音に間違いがないか」「表現したいと思うとおりに制作できているかどうか」を確認するために、何度も演奏を聴いてみます。これが「モニター」です。
 では、モニターに使用する再生用オーディオ機器には、どのような性能が必要なのでしょうか。

 「音楽鑑賞用」なら、「よい音が気持ち良く」聴ければよいのですが、モニターの場合には、「音楽の悪い部分が、よく聴き取れるための性能」が要求されます。

 端的な例として、モニター機器の周波数特性が悪い(高い音や低い音を再生できない)場合、混入した「ノイズ」が聞こえません。
 これに気づかないまま、MDやCD-R等に録音してしまったら…。

 自分では、「とてもよい作品ができた」つもりで人に聴かせると、音楽そのものの出来を評価される以前に「音が悪い」と、聴いてさえもらえないかもしれません。
 その他にも、「リバーブなどのエフェクトをかけすぎて、サウンドを濁らせる」、「小さな音量で鳴らしているパートの音の間違いに気づかない」など、有りがちな「失敗」です。

 これらは、「ちゃんとしたモニター機器でチェックしていれば、避けられるトラブル」なのです!

 良い音色やエフェクトを内蔵した音源、音質劣化の少ないデジタル機器等を使うほど、「サウンドのクオリティ」が大切になるはずですが、今ご使用のモニター機器で、これが充分にチェックできていますでしょうか?

1−1.そんな音で、「聴いては いけない!」  へ進む

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