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MIDIデータだけでは表現できない音楽を実現
デジタル技術が可能にした音楽制作テクニック

■ 本格的なデジタル録音活用
ハードディスクレコーディング対応ソフト&DTMパッケージ その他のデジタルMTR

● ハードディスクレコーディング対応ソフト&DTMパッケージ

 まず、パソコンのオーディオ機能を強化して、「デジタル・レコーダー化」してしまう方法があります。
 「ハードディスク・レコーディング」と呼ばれる手法を、パソコンを中心に、実現するやりかたです。

 MIDIデータを制作するときに、楽器音色(パート)ごとにトラックを分けてデータ入力するのと同様の操作で、音声データを複数トラックに独立して録音できるソフトウエアが、安価に提供されるようになっています。
 パソコンに標準搭載のサウンド・ボードのクォリティに不満があれば、音楽制作用として提供されているオーディオ・ボードを導入するとよいでしょう。

 この方式の利点として、パソコンの広い画面でたくさんの情報を確認しながら編集や操作を行なえる、データがすべてパソコンを中心に取り扱われることから、完成した音声データをCD-Rに録音したり、圧縮してネットで配信したりする場合の「取り回し」が良い、といったことがあげられます。

 ヤマハ社から発売の「XGworks」は、最大で100のトラックをMIDIデータまたはオーディオ・データの記録に使用することができます。
 同社のMIDI音源とのバンドル・パッケージ製品「Hello! Music!」シリーズでは、音源とソフトウエアを個別に購入するよりもお買得な価格設定となっているのも見逃せません。

 ローランド社からも、「SONAR」シリーズ等、最新のデジタル・レコード機能を装備したソフトウエアが発売されていますので、ご検討対象にされてはいかがでしょうか。

ハードディスク・レコーディング対応ソフト DTMパッケージ

● マルチトラック・レコーダー

 パソコンに、オーディオ・カードを追加装着したり、ソフトウエアやドライバをインストールして、これらの設定を行なったりするのが面倒、または難しそうとお感じのかたには、デジタル対応の「マルチトラック・レコーダー」がオススメです。

 何といっても、音楽制作専用に設計されたハードウエアですから、周辺機器との接続を済まして電源オンすれば、即、音楽制作が始められること、機能別に用意された実在の(画面上の仮想のものをマウス操作するのではない)スイッチ、ツマミ、ボタン、フェーダーを操作できることが、利点になります。 デジタルMTR

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