制作者から・・・DTM愛好家の皆さんへ・・・
| レコンポーザ・ユーザーをはじめ、DTM愛好家の皆さん。 私も「レコンポーザ」と出会った7年前から、ずっとMIDIデータ制作に、のめり込んできた者の一人です。 その私が、生楽器である「アルト・リコーダー」のための曲集を作るに至った経緯をご紹介しましょう。 ♪♪♪ 電子(MIDI)楽器を使った音楽制作をしていると、無性に「生音への飢え」を感じることがあります。 それで、「気軽に生音で音楽演奏を楽しめる楽器」として、アルト・リコーダーを買ってきたのです。むろん、そのときはプラスチック製の安物でした。 ♪♪♪ 楽器の次は楽譜探しです。リコーダー曲の譜面というのは、楽器店・楽譜店に行くと、意外とたくさんありました。その中から、テレマンやヘンデルなど、大作曲家のオリジナル作品が多く収録された教則本を買ってきて、一人で家や公園で吹いていました。 さすがは大作曲家たちのオリジナル作品(最初からリコーダーのために作られた作品)です。 ♪♪♪ また、おおぜいの人で「リコーダーの合奏」をやっているグループ・団体が、たくさんあるのも知りましたが、合奏団の一員となってやるというのは、自分にはピンと来ませんでした。 それで、しかたなく、ときどき昂じる生音への飢えを、アルト・リコーダーを「ちょっと寂しいなぁ」と思いながらも一人で演奏してまぎらわす、という日々が続いていました。 ♪♪♪ そうするうちに、一つの出会いがありました。実は私は、MIDIでクラシックのピアノ曲を演奏するというのを自分のテーマとして取り組んでいるのですが、私の演奏を聴いてくださったあるフルート奏者のかたが、「ハープシコード(チェンバロ)伴奏をMIDIで作ってくれないか」とおっしゃるのです。曲目はバッハやヘンデルなど。 それで、そんな仕事を少しやっているうちに、「それなら、自分のために。そして、これからリコーダーをやってみたいという人のために、いい曲目を用意し、いい伴奏を作って、楽しく練習できる曲集を作れるのではないか」と思いついたのです。 ♪♪♪ それ以来、少しずつ初歩のための練習曲を書き溜めたり、その伴奏を作ったり、楽譜を作ったり、他の作曲家のかたに作品を委嘱してその打ち合わせをしたり…、という準備を進めてきました。 曲集作りを進めるかたわら、作った曲を伴奏つきで自分で練習したり、作曲家に委嘱して書いてもらった新作曲の伴奏を作って、それに合わせて練習したり、自分でたっぷり楽しみました。 そう、生楽器の音色の魅力。微妙な表現ニュアンスを自分の体で工夫できるという魅力。 ♪♪♪ そういうわけで、私は、この曲集を、すべてのDTM愛好家の皆さんにも捧げたいのです。 こんなに手軽、簡単に「本物の生楽器の演奏」が楽しめるのは、アルト・リコーダーだけ。 平成13年5月 |
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